【JOU】名状しがたいなまら滅びのようなもの
2014年4月8日 TCG全般なんかもうそんな面影はないけど、ここはMTGの駄文を書き綴るメモ帳だったのです。
そんなわけでニクスへの旅のスポイラー。
黒中心で書くつもりだけど記載はカラー順で。
遍歴のナイトが持つと光と闇が両方そなわり最強に見える。
ティボルトが持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ。
名称、能力、イラストその全てが格好よく、男の子の中二心をくすぐる一振り。
ミラディンの剣サイクル同様に石鍛冶の神秘家との相性は良好。
こと殴り合いにおいては無類の強さを発揮するため、少々重いが割と使われそうな一枚。
瞬速により「対戦相手から先に恩恵を受ける」弱点を克服した。
EDHでも活躍が期待される一枚。
吠えたける鉱山を採用する青茶単はあるし、瞬速自体が青の戦略と合致している。
マナ・コストと色拘束の重さを加味しても十分検討に値する。
0/3は序盤を凌ぐには十分なサイズだし、占術は防御的なこのカードにマッチする能力。
占術にマナを消費しない点がとにかく偉く、リミテッドでは頼りになりそうな一枚。
シンプルなテキストが全体除去の代名詞、神の怒りを連想させる。
文字通り「黒い神の怒り」だった滅びは確かに強すぎた。
神の怒りが審判の日に据え置かれた現在、その調整に反論の余地はない。
当然、全希望の消滅もシンプルながら相応の下方修正を受けたテキストを持つ。
このカードは再生を許し、そもそもエンチャント・クリーチャーには触れることさえできない。
この能力は古くから黒に与えられた役割を反映しつつ、テーロスの特色をよく表している。
フレーバー的にも性能の面でも完成された能力といえるだろう。
また、カードの役割から多くの場合そうならないが、滅びとは単純な互換の関係にはない。
クリーチャーを残すことが強みになる盤面もあるだろう。
授与と相性が良く、その点を活かした構築もまた一興である。
・・・が、このカードを滅びの下位互換たらしめる真の理由はそのマナ・コストにある。
6マナは実用的な全体除去と呼ぶにはあまりに重く、あまりに遅い。
黒が優遇される現スタンダード環境でさえ滅びの再録は許されないのだろうか。
死を司るエレボス神をもってしても、黒では審判の日に迫ることができないというのか。
MTGにおける色の役割を改めて思い出させる一枚である。
果たして希望を見失い、失意に呑まれたのは誰か。
それを踏まえてみれば、全希望の消滅とはなんと味のあるネーミングだろうか。
禍々しいイラストに反してゾンビのクリーチャー・タイプは持ち合わせていない。
他カラーの同マナ域の生物と比べて見劣りしてしまうのは僕の気のせいに違いない。
黒の隆盛期たる現スタンダード環境において、そんなことがあるはずはないのだ。
アンコモンであることにWotCの良心を感じるが、レアだったら暴動が起きていた。
緑にあるまじきマナレシオだが、これまた緑にあるまじきドロー能力を持つ。
実質的なキャントリップ能力を持ち後続のエンチャントを補充できる点が強力。
強力なエンチャント溢れるスタンダードでエンチャントレスデッキの台頭に期待したい。
能力は攻撃クリーチャーへのブロック制限とダメージ軽減。
半端なブロックを許さずサイズ負けしても戦力を減らすことなく突破口を開く。
単体では仕事をしないが、最後のひと押しをねじ込みたいウィニーデッキの強い味方。
能力は二度目の収穫のアップデート版で、本家のドロー能力に加えて稲妻が誘発する。
イゼットカラーらしく不確定要素を多分に含むが、どちらに転んでも非常に強力。
能力と戦略が噛み合うトリコロールでは遺憾なくその強さを発揮してくれそうだ。
ニクスへの旅カードギャラリー(MTG公式):
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/journeyintonyx/cig
MTG Salvation:
http://www.mtgsalvation.com/
そんなわけでニクスへの旅のスポイラー。
黒中心で書くつもりだけど記載はカラー順で。
神送り / Godsend 1WW一刀のもとに神をも屠る神話殺しの宝剣。
Legendary Artifact - Equipment
Equipped creature gets +3/+3.
Whenever equipped creature blocks or becomes blocked by one or more creatures, you may exile one of those creatures.
Opponents can’t cast cards with the same name as cards exiled with Godsend.
Equip 3
遍歴のナイトが持つと光と闇が両方そなわり最強に見える。
ティボルトが持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ。
名称、能力、イラストその全てが格好よく、男の子の中二心をくすぐる一振り。
ミラディンの剣サイクル同様に石鍛冶の神秘家との相性は良好。
こと殴り合いにおいては無類の強さを発揮するため、少々重いが割と使われそうな一枚。
クルフィックスの指図 / Dictate of Kruphix 1UU1マナ重くなって瞬速を得た吠えたける鉱山。
Enchantment
Flash
At the beginning of each player’s draw step, that player draws an additional card.
瞬速により「対戦相手から先に恩恵を受ける」弱点を克服した。
EDHでも活躍が期待される一枚。
吠えたける鉱山を採用する青茶単はあるし、瞬速自体が青の戦略と合致している。
マナ・コストと色拘束の重さを加味しても十分検討に値する。
印象持ちのヒトデ / Sigiled Starfish 1Uマナ・コスト相応のタフネスとタップ能力の占術1を持つヒトデ。
Creature - Starfish
T: Scry 1.
0/3
0/3は序盤を凌ぐには十分なサイズだし、占術は防御的なこのカードにマッチする能力。
占術にマナを消費しない点がとにかく偉く、リミテッドでは頼りになりそうな一枚。
全希望の消滅 / Extinguish All Hope 4BB時折黒に採録される、破壊するタイプの全体除去。
Sorcery
Destroy all nonenchantment creatures.
シンプルなテキストが全体除去の代名詞、神の怒りを連想させる。
文字通り「黒い神の怒り」だった滅びは確かに強すぎた。
神の怒りが審判の日に据え置かれた現在、その調整に反論の余地はない。
当然、全希望の消滅もシンプルながら相応の下方修正を受けたテキストを持つ。
このカードは再生を許し、そもそもエンチャント・クリーチャーには触れることさえできない。
この能力は古くから黒に与えられた役割を反映しつつ、テーロスの特色をよく表している。
フレーバー的にも性能の面でも完成された能力といえるだろう。
また、カードの役割から多くの場合そうならないが、滅びとは単純な互換の関係にはない。
クリーチャーを残すことが強みになる盤面もあるだろう。
授与と相性が良く、その点を活かした構築もまた一興である。
・・・が、このカードを滅びの下位互換たらしめる真の理由はそのマナ・コストにある。
6マナは実用的な全体除去と呼ぶにはあまりに重く、あまりに遅い。
黒が優遇される現スタンダード環境でさえ滅びの再録は許されないのだろうか。
死を司るエレボス神をもってしても、黒では審判の日に迫ることができないというのか。
MTGにおける色の役割を改めて思い出させる一枚である。
果たして希望を見失い、失意に呑まれたのは誰か。
それを踏まえてみれば、全希望の消滅とはなんと味のあるネーミングだろうか。
節くれの傷皮持ち / Gnarled Scarhide B1マナ2/1に加えて、実用的な授与コストを持つ優良ウィニー・クリーチャー。
Enchantment Creature - Minotaur
Bestow 3B (If you cast this card for its bestow cost, it’s an Aura spell with enchant creature. It becomes a creature again if it’s not attached to a creature.)
Gnarled Scarhide can’t block.
Enchanted creature gets +2/+1 and can’t block.
2/1
禍々しいイラストに反してゾンビのクリーチャー・タイプは持ち合わせていない。
他カラーの同マナ域の生物と比べて見劣りしてしまうのは僕の気のせいに違いない。
黒の隆盛期たる現スタンダード環境において、そんなことがあるはずはないのだ。
押し潰すヒル / Squelching Leeches 2BBマナ・コストが軽くなり飛行を失った夢魔。
Creature - Leech
Squelching Leeches’s power and toughness are each equal to the number of Swamps you control.
*/*
アンコモンであることにWotCの良心を感じるが、レアだったら暴動が起きていた。
開花の幻霊 / Eidolon of Blossoms 2GG白や緑にたまに現れるエンチャントレスの系譜。
Enchantment Creature - Spirit
Constellation — Whenever Eidolon of Blossoms or another enchantment enters the battlefield under your control, draw a card.
2/2
緑にあるまじきマナレシオだが、これまた緑にあるまじきドロー能力を持つ。
実質的なキャントリップ能力を持ち後続のエンチャントを補充できる点が強力。
強力なエンチャント溢れるスタンダードでエンチャントレスデッキの台頭に期待したい。
勝利の神、イアロス / Iroas, God of Victory 2RW対抗色の神々の一柱。白赤版。
Legendary Enchantment Creature - God
Indestructible.
As long as your devotion to red and white is less than seven, Iroas isn’t a creature.
Creatures you control can’t be blocked except by two or more creatures.
Prevent all damage that would be dealt to attacking creatures you control.
7/4
能力は攻撃クリーチャーへのブロック制限とダメージ軽減。
半端なブロックを許さずサイズ負けしても戦力を減らすことなく突破口を開く。
単体では仕事をしないが、最後のひと押しをねじ込みたいウィニーデッキの強い味方。
嵐の神、ケラノス / Keranos, God of Storms 3UR対抗色の神々の一柱。青赤版。
Legendary Enchantment Creature - God
Indestructible
As long as your devotion to blue and red is less than seven, Keranos isn’t a creature.
Reveal the first card you draw on each of your turns. Whenever you reveal a land card this way, draw a card. Whenever you reveal a nonland card this way, Keranos deals 3 damage to target creature or player.
6/5
能力は二度目の収穫のアップデート版で、本家のドロー能力に加えて稲妻が誘発する。
イゼットカラーらしく不確定要素を多分に含むが、どちらに転んでも非常に強力。
能力と戦略が噛み合うトリコロールでは遺憾なくその強さを発揮してくれそうだ。
ニクスへの旅カードギャラリー(MTG公式):
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/journeyintonyx/cig
MTG Salvation:
http://www.mtgsalvation.com/
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